バイク教習ですぐに使えるスラロームのコツや指導員のタイムを公開します!

今回は普通二輪、大型二輪の技能試験で行われる、スラロームについての記事です。

「教習生のタイム、指導員のタイムはどれくらいなのか」「すぐにタイムを縮められる2つのコツ」を解説します。

スラロームとは

普通自動二輪と大型自動二輪の教習・検定にはスラロームという課題があります。

正式名称を「進路転換コース」と言い、コース上に設置されたパイロンに当たらないように左右に避けていくものです。

決められたタイム以内に通過できないと減点対象になってしまいます。

(タイム以外にも減点や失格行為はありますが、今回は扱いません)

コースの形状は全国一律となっています。

規定タイム

取得する免許によって、規定タイムが違います。

小型自動二輪 なし

普通自動二輪 8秒以内

大型自動二輪 7秒以内

となっています。

教習生のタイム

バイク初心者が、初めてのスラローム挑戦で8秒以内を出すことは珍しく10人に1人程度です。こういう方たちは検定まで練習を重ねると、6秒台のタイムが出せるようになったりします。

私が教習生として検定を受けたとき7秒中盤のタイムでしたが、教習生の平均的なタイムといえます。

指導員のタイム

現在のタイムは4秒ジャストくらいで、指導員の中では真ん中くらいでした。

早い人だと3秒台で、さらに早い人の動画はYouTube等で検索するとたくさん出てきます。

どうしてもタイムが縮まらない人

タイムが出なくて、補修を受けてしまいそうな方は

インターネットなどで問題解決しようとサイト検索しますよね。

  • バイクを傾けてすばやく曲がり、最短距離で通過する。
  • アクセルワークをパイロン横でして車体を起こす。
  • 行きたい方向に目線を向ける
  • ニーグリップで重心を安定させる

こんな感じの内容が出てきます。

私も勉強しましたが難しく、なかなか体が付いてきませんでした

それでも、スラロームは1段階の教習項目12「バランスのとり方(曲線)」の内容です。あと2時間か3時間教習をしたら、みきわめが待っています。

なんとかタイム上げたい方に、今から使える2つのコツを紹介します。

実際の教習で成果を上げられたポイントですので、ぜひ参考にしてください。

スラローム入口でちゃんと加速する

タイムが出ない人の特徴は、スラロームの途中から加速しようとする方が多いです。

スラロームに入る前に速度を出すだけで、かなりタイムが上がります。

1度も規定タイムを出せなかった教習生が、入口の速度を意識しただけで7秒台が出ましたよ!

ブレーキは後輪ブレーキを使う

もしも速度を出しすぎて、パイロンに当たりそうになった場合は

後輪ブレーキを使います。

上級者には前輪ブレーキを使うといった人も居ましたが、

制動力が強く転倒に繋がるため、初心者にはおすすめできません。

まとめ

タイムが早ければ早い程いいという訳ではないです。

正しい運転姿勢や安全確認ができないと減点されますし、免許取得後の安全運転に影響します。

タイムを極めたいという方は、免許を取ってから練習ができる場所で極めてください。全国探せばありますよ!

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