教習所で事故をしたらどうなるの?悪いのは指導員か教習生か!

みなさんは教習所内で、事故をしてしまったことがありますか?

万が一の事故を回避するため、助手席には指導員が乗っており、補助ブレーキも付いているのですが、

毎日教習をしていると指導員の補助が間に合わず、事故になってしまうケースもあるかと思います。あってはならないことですが・・・

今回は、実際に起こってしまう例を紹介し、少しでも教習に不安があるひとの助けになれるよう記事を書いていきます。

事故が起きることで被る損害

人的及び経済的な損失

怪我のリスクだけでなく命を落とす危険性があります。また、治療費や修理費用がかかる場合は基本的に教習所が費用を負担することになります。

1段階の教習でも、
時速40キロくらい出すことがあるから緊張するよ

教習所が信用を失う

教習車が事故を起こすと悪い意味で注目されます。運転者を教育している施設として社会的な信用を失うことになります。

教習所での事故、悪いのは教習生?指導員?

教習所内では、故意でなければ指導員が悪いという捉え方をします。

※教習生がわざと衝突させたという話は聞いたことがないので省略します。

常に、自らハンドルを握っている以上の注意力と緊張を保つこと(指定自動車教習所実務必携、第5章)

この一文は、教習指導員が勉強をする内容ですが、教習中は自分が運転する以上に注意することが義務付けられています。

このまえ、教習所内のポールにぶつけてしまったら
先生に大声で怒られた・・・
教習生に安全運転して欲しいからだと思うけど、
その先生も、あとから指導されてるんだよ!

教習所内での事故例

ポールに接触をしてしまった

教習所にはいたるところにポールが設置してあります。

第2段階の方向変換や縦列駐車でも、ポールに接触してしまいそうになることはよくあることです。

しかし、接触しないように補助ブレーキがあるのですから、指導員はぶつかる前に補助ブレーキを踏まなければなりません。

接触をした場合でも、教習に影響がない場合はそのまま教習を続けます。

指導員の怠慢による衝突事故

大問題です。

指導員は始末書を提出します。またドライブレコーダーや聞き取りの調査などで、教習に問題がなかったか調査され、公安委員会に書類を提出しなければならないこともあります。

指導員にとっては、今後の仕事内容に影響するだけでなく、教習指導員の資格を返納しなければならない可能性もあります。クビになるかもしれないということですね。

返納命令該当理由には次のような一文があります。

教習指導員の業務に関し不正な行為をし、その情状が教習指導員として不適当であると認められるとき(法99の3・V、業務の標準第1・3・(8))

違反や罰則について

教習所の敷地内は道路交通法の適用外となっていますが、

路上教習では仮免許でも一般ドライバーと同じ法律が適用され、違反をすれば、教習生に違反や罰則が適用されます。

まとめ

どの教習所も事故が起こらないよう最善を尽くしています。

教習生と指導員のお互いが気を付けて、楽しく教習していきたいですね!

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